今回は「ジオラマ風 写真」についてご紹介したいと思います。
なぜ、旅でも音楽でもないものの紹介かと言いますと。
私がジオラマ風で写真を撮っているからです!!
旅の事を書いた記事などを見てもらうと分かるのですが、ほとんどの記事に私がジオラマ風で撮影した、写真を載せています。
なので、私の写真の宣伝とともに(笑) ジオラマ風 写真が一体どういうものなのか皆さんに知ってもらおうと思います。
ではまず、ジオラマ風 写真の説明をします。(ちなみに、私はジオラマ風のことを英語で’’Diorama Effect’’と言っています。)
こちら、私の写真↓
ルクセンブルク、ヴィアンデン(Vianden)で撮影した写真です。
ちょっと写真が小さくて分かりにくいかもしれませんが、上下がぼやけています。
この↓赤い線で囲っている部分にだけピントを合わせているのです。

一部にだけピントを合わせて、あとはぼやかせる これがジオラマ風 加工です。
なので、ジオラマ風 写真はジオラマ風 加工を施した写真なのです。
実は、ジオラマ風 写真にはもう1つ呼び名があります。
それは、ミニチュア風 写真。
この写真だと分かりやすいと思うのですが↓

一部にピントを合わせることによって、ミニチュアっぽく映ります。
特に、こういうコンテナみたいなものや、建物、乗り物、人が集まっている場所なんかはより、ミニチュアっぽく映ります。
なので、一部にだけピントを合わせて、あとはぼやかせるという加工を施せば、呼び名はジオラマ風でもミニチュア風でもどちらでもいいのです。
が、私は自分の写真はジオラマ風と呼んでいます。
なぜなら、別にミニチュアっぽく撮ろうと思ってないので(笑)
例えば、山などの自然をジオラマ風で撮っても↓
さほど、ミニチュアっぽくならないので(笑)、私はジオラマ風と言っています。(ちなみにこの写真はチリのオソルノ山(Osorno Volcano)です。)
そして、私のジオラマ風 写真の数々、この写真たちは全て撮影 時に加工しています。
私はやったことないので分からないのですが、おそらく、普通に写真を撮って、後でジオラマ風 加工をすることもできると思います。
写真をぼやかせれるソフトか何かがあればできると思います。
しかし、私は最初っからジオラマ風 写真として、写真を撮っています。
それができるのが、Canonのデジカメ、IXYです。
私の観光 中の相棒です(笑)
実は、私がジオラマ風 写真の事を知ったきっかけがこのIXY。
ある時、家族にIXYを貰いました。
元々、一眼レフのカメラは家族が持っていたので、私がIXYを使うことにしました。
しかし、観光地の景色などは家族の一眼レフカメラで撮るので、私はIXYで遊び半分でふざけた写真や動画を撮っていました(笑)
そして、IXYを貰って最初の旅でカリブ海クルーズ行ったんです。
そのクルーズで、ドミニカ国に寄港して、観光を終えて、部屋のバルコニーでくつろいでいました。
そして、暇だったのでIXYで写真でも撮ろうと、色々IXYの機能を見ていた時に、ジオラマ風 写真が撮れる機能を見つけました。
「これなんだろう、とりあえず撮ってみよう」とバルコニーから数枚 写真を撮りました。
その時に撮影した写真がこちら↓(全部ではありませんが)
自分でもびっくりするぐらい良い写真が撮れたのです!
「うわ、すごく良いのが撮れた!」とその時に、ジオラマ風 写真に目覚めました(笑)
しかも、このIXYでジオラマ風を撮るのがとっても簡単なのです。
Autoモードからジオラマ風モードに切り替えるだけで、画面 上にピントが合う部分の枠が出てきてくれます。
なので、その枠にピントを合わせたい場所を入れてシャッターを押すだけで、ジオラマ風 写真の完成です!
ジオラマ風 以外にも魚眼や、トイカメラ風、モノクロなどの加工をしてくれる機能もありましたが、自分には1番、ジオラマ風がしっくりき、それからジオラマ風で写真を撮るようになりました。
それからずっーと、IXYとともにジオラマ風 写真をバシバシ撮っています(笑)
最近、デジカメを使っている人は少ないですが、私的にはすっごく使いやすくて、すっごく好きなので、これからもデジカメをIXYを使っていきたいなと思います。
ちなみに、今のIXYで3代目です。(IXY超 愛用しています(笑))
そして、ジオラマ風で写真を撮り、写真 販売サイトで販売も始め、数年が経ち、私はふと思いました…
「あれ、ジオラマ風 写真って需要あるのかな…」と(笑)
写真 販売サイトで売れる観光地の写真はパンフレットなどによく使われる と聞いていたので、「ジオラマ風 写真ってパンフレットとかに使われる…?」と思っていたある時。
イタリアのミラノ(Milan)のホテルに泊まり、部屋に付いていた雑誌を見ると!!
なんと!!表紙の写真がジオラマ風の写真!!!
これは嬉しかったです!!
「ジオラマ風でもちゃんと需要があるんだ!」と、ジオラマ風 写真を撮る意欲がさらに湧きました。
デジカメも、ジオラマ風もちゃんと需要があるということをお伝えしたいな と。
私が使っている、撮っているので需要はありますよ(笑)
では、ここからはさらにジオラマ風 写真(ついでにデジカメ)に興味を持ってもらうためにジオラマ風 写真の撮り方についてご紹介します。
先ほど書いた通り、IXYでジオラマ風 写真を撮ろうと思うと、ジオラマ風モードにして、画面 上に出てきた枠をピントを合わせたい部分に入れ、シャッターを押すと撮れます。
しかし、ここで注意してもらいたいのが、ピントを合わせたい(枠に入れる)被写体はハッキリしたものがおすすめです。
例えばこの写真のように↓
ピントをボートに合わせて撮ると、ピンぼけになったりしません。
例えば、海だけや芝生だけを撮ろうとすると、ピンぼけになることが多いです。
しかし、その場合はピントを合わせる時(シャッターを半分 押した時)に、ピンぼけしてますよ と教えてくれます。(それもIXYの便利なところ(笑))
なので、何かハッキリとした被写体にピントを合わせた方がピンぼけ率が減ります。
といっても、私はハッキリとした被写体がなくてもバシバシ撮ってるんですけどね(笑)
もちろん、ハッキリとした被写体がある時はそれにピントを合わせたり、どこにピントを合わせるか などを考えながら撮ってはいますが、そういう被写体が無い時、例えば、海や山や空などを撮る時は、なるべく、ピンぼけをしないように気を付けているだけです。
意外と、ピンぼけしますよ と警告が出ても、角度を変えるとピントが合うという事があるので色々、角度や撮り方などを変えながら撮影しています。
なので、夕日なんかもジオラマ風で撮れちゃいます↓
この場合、雲や1番 明かる所にピントを合わせています。
ちなみに、この写真はフレンチポリネシア、モーレア島(Moorea)の夕日です。
めちゃくちゃ綺麗でした。
写真でも綺麗ですが、肉眼はこの何倍も綺麗でした。
そして、こんな綺麗な景色を撮るとたまーに家族から言われるのが、「せっかくこんな、綺麗な景色なのにジオラマ風で撮るの?」と(笑)
まあ、普通の写真は家族が撮ってくれるし、逆にこんな綺麗な景色をジオラマ風で撮るのは私ぐらいしかいないだろうから撮ろうかな と(笑)
あと、単純にジオラマ風で撮るのが楽しいです。
「ここにピントを合わせたらどんな写真が撮れるだろう」、「逆にこっちにピントを合わせたらどうなるんだろう」「うわっ、こんな写真 撮れた!」と、ジオラマ風は普通の写真とはまた違った’’撮る’’楽しみがあります。
例えば、フランス、パリ(Paris)のエッフェル塔(Eiffel Tower)をジオラマ風で撮るとします。
普通に横で撮るとこうなります↓

ピントの合っている部分がここです↓

エッフェル塔は縦長の物なので、塔にピントを合わせたいなと思ってカメラを縦にしても、ピントが合う部分はこう↓なってします。

「エッフェル塔にピントを合わせたいのに、合わせられない…」、「縦長の物にはピントは合わせられないのか…」と思うかもしれませんが、そんなことはありません!!
IXYなら、縦長の物にもピントを合わせられます!
まず、ジオラマ風モードに切り替えて、MENUのボタンを押すと、ピントが合う部分の枠を動かすことが出来るのです!(やり方は機種によって多少 違うと思いますが)
なので、ちょっと下の方にしてみたり↓

めちゃくちゃ上にピントを合わせるなんてことも出来ます(笑)↓

さらに!ピントの枠を縦にすることも出来るのです!↓

これで縦長の物にピントが合わせられます!
しかし、それだと毎回撮影の度に枠を動かさないといけないので少しめんどくさいです。
そして、私はある技を見つけました!
それは、この↓カメラを縦にして、枠が横になっている状態でピントを合わせます。(シャッターを半 押しにする)

そして、そのままカメラを横にして、シャッターを押すと・・
こうなります!↓

ピントが縦長! ここにピント合うのです!↓

つまり、一度ピントを合わせれば、カメラをいくら回転させても、ピントの枠は回転しません!
なので、横の状態でピントを合わして、カメラを縦にすれば…↓


縦にピントが合っている、縦 写真が撮れます!
見つけた時は、「これは良い技、思いついた!」と思いましたね(笑)
塔などに限らず、こういった橋なんかにも応用できます↓
(ちなみにこの写真はラオス、ルアンパバーン(Luang Prabang)で撮りました。)
’’どこにピントをどう合わせるか’’という楽しみがジオラマ風 写真にはあります。
被写体の位置に合わせて、枠を動かすことが出来るので、様々なシーン、場所、被写体を撮影することが出来ます。
あと、写真 以外の楽しみ方で言ったら、IXYでは’’ジオラマ風 動画’’というのも撮ることが出来ます。
ジオラマ風モードにして、動画を撮るとこんな動画が撮れます↓
(ちなみにこの動画はグアム(Guam)で撮りました。)
ジオラマ風モードにすると自動 的に早送りになります。
ちなみに、先ほどの枠を動かすとき同様、MENUボタンを押すと、5倍速、10倍速、15倍速と速さを選べます。(この動画は10倍速です。)
意外と、ジオラマ風 動画は色んなのに使われているのを見るので、写真よりメジャーかなと思います。
私もたまーに、「おっ、ここ動画で撮ったら面白いかな」と思うところは動画で撮ったりもしているので、写真と違った楽しみ方も出来ると思います。
色々な事が出来て、撮っている時も、撮った後も、楽しいジオラマ風 写真、皆さんが少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。(ついでにデジカメにも(笑))
そして、もっと私のジオラマ風 写真が見たい方はこちらのサイトで見れます↓(というか、売ってます(笑))

こちらの↓フォトライブラリーはジオラマ風 以外の写真もちょこっとあります。

自分で言うのもなんですが、綺麗な写真いっぱいあるので良ければ、ご覧ください(笑)
あと、2サイトで出している写真が若干 違います。
以上、ジオラマ風 写真のご紹介でした!
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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