今回は、アメリカ ロサンゼルス空港付近のホテルに泊まった時の話です。
私たちは長期の旅の時はできるだけ自炊にしています。
なので、最小限のキッチン道具や外国では手に入りにくい調味料(醤油など)やお米などは家から持って行き、キッチン付きの宿に泊まっています。
とある旅で、ロサンゼルス空港付近で2泊することになりました。
2泊もあるし、空港付近にはあまりレストランがないので、自炊をすることになりました。
しかし、空港付近という事もありなかなかキッチン付きの宿が見つかりませんでした。
そして、やっと母がキッチン付きの宿を見つけました。
部屋の設備紹介には「コンロ」と書いてはいませんでしたが、写真にはIHのコンロらしき物体が…
一か八かの賭けでそのホテルに泊まることにしました。
チェックインをして、部屋に入ると! 小さいですが、二口のIHコンロがありました。
ひとまず、ほっとしました。
その日の夕方。
母がお米を炊こうとすると、一向に暖かくなりません!
右のコンロも左のコンロもどちらも作動しません。
壊れていると思い、私と姉と父で、フロントデスクに行きました。
そして、スタッフの方に「コンロが作動しません」と言いました。
すると、スタッフの口から思いがけない言葉が!
スタッフ 「あ、あのコンロ?デコレーション。」
私たち 「えっ?」
簡単な英語にもかかわらず、まさかそんな答えが返ってくるとは思ってもいなかったので聞き取れず(笑)
そして、もう一度
スタッフ 「あのコンロはデコレーションですよ。」
私たち 「あ、あ~、デコレーション!」
そこでやっと、あのコンロが飾りだと分かりました。
そして、「あ~分かりました~」という感じでフロントデスクを後にしたものの、予想だにしない答えだったので「えっ、デコ、デコレーション?」と、戸惑いながら部屋に帰りました。
そして、部屋で待っていた母と合流し、みんなで戸惑っていたものの、途中から「じゃ、このコンロ使えないんだったら、付けなくても(笑)」と、みんなで爆笑しました。
あと、フロントデスクのスタッフの方が驚いているこっちをよそに、デコレーションになにも疑いを持たず、最後まで笑顔で対応してくれたギャップにも笑いました。
結局、自炊はできないので2日とも外食にはなりましたが、面白い思い出になりました。
今でも、話にこの話題が出るたびに「あのコンロの飾りは一体、何のためにあったのか?」と、みんなで笑っています。
あと、私たちが知る限りコンロを飾りとして付けているホテルはこのホテルしか知りません(笑)
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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