今回は、ドイツ ミュンヘン(Munich)の王宮での話です。
私たちはまず、王宮のチケット売り場で宝物館とResidenz博物館がセットになったコンビチケットを買いました。
実は、王宮近くのシアターも一緒になったトリプルチケットもあったのですが、その日のうちには行けそうになかったので、コンビチケットにしました。
そしてまずは宝物館を見て、次に博物館の方を見ていました。
が、思いのほか広くてずーっと見てまわっていました。
そして、母が王宮のスタッフの方に次に行きたい部屋への行き方を聞いていると、さっきまで最後尾にいたはずの父の姿がありませんでした!
私と姉と母はいるのに最後尾で来ていた父が一瞬にして消えました!
実は、17時の閉館に向けて奥の部屋から順番に部屋と部屋をつなぐドアを閉めていっていたのです!(この時は16時30分でした。)
そう、私たちは3時間も王宮を見ていたのでいつの間にか、閉館時間が迫ってきていました。
父がいる部屋と私と姉と母がいる部屋をつなぐドアが閉められてしまったのです。
スタッフの方は「出口はこっちですよ。」という感じで母を出口の方へ案内してくれようとしてくれましたが、母が「いや、あのドアの向こうに夫が…」とスタッフの方に言いました。
そうすると、そのスタッフの方が別のスタッフの方に「この人の夫が向こうの部屋にいるみたいだから開けてあげて!」みたいなことを言ってくれてドアを開くと…
父、登場!!!
無事、父と合流できました(笑)
しかし、合流はしたものの私たちは超低速度で王宮を見ていたのでまだ3分の2ほどしか見ておらず、まだ見ていない部屋が何部屋もありました。
そして、その事をスタッフの方に言うと、「じゃあ、急いで見てまわろう!」という感じで、そのスタッフの方とともにのこりの部屋を見てまわることになりました。
私たちが見た部屋のドアをスタッフの方が順番に閉めていくという作業をして、最後、本来の出口ではないスタッフの方が使うような勝手口のようなドアから出ました。
そして、ドアを閉める作業+私たちの案内してくれたスタッフの方にお礼を言い、その日の王宮観光はおわりました。
が、
その最後の3分の1は、速足&チラチラっとしか見ていなかったので翌日、リベンジに行きました!(笑)
そして、翌日 午前11時すぎぐらいに王宮に着きました。
大きい博物館や美術館は最初から2日間チケットという場合もあったりするのでここも昨日買ったチケットで今日も入れるかもしれないのでチケット売り場で昨日のチケットを見せて入れるかどうか聞きに行きました。
そして、チケット売り場に行き、聞きました。
「(昨日のチケット見せながら)これ、昨日買ったのですが、今日も入れますか?」
答えは!
「NO」
無理でした…
なので、父が「分かりました。じゃあ、トリプルチケットください。」と言うとスタッフの方が「え、何で?シアター以外は見たのに、トリプルチケット買うの?」と言いました。
なので父が、「昨日は半分ぐらいまでしか見てないので。」と言うと、なんと!!!
トリプルチケットを特別価格にしてくれました!!!
シアターの料金だけでいいと、たったの€10.50!!!しかも4人で!!!
めちゃくちゃ、太っ腹です!!
私たちは2日間チケットではなかったらまた普通に料金を払って入る予定でしたが、博物館の方をタダにしてくれました!!
こっちが、「え、い、いいんですか!?」という感じで言うと、「いいよ、いいよ、大丈夫!」と、笑顔で対応してくれました。
博物館から少し離れているシアターまでの行き方も説明してくれて、本当に親切な方でした。
そして、博物館内で昨日のドアを閉める+案内してくれたスタッフの方に再会などをして、また、超低速度で博物館、宝物館、シアターをじっくり見ました。
本当に、本当に親切なスタッフの方々のおかげで2日間かけて見事、ミュンヘンの王宮のすべてを見ることができました!
↑私がミュンヘンで撮影した写真です。(王宮の写真ではありませんが…)
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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