今回は、ベルギーのブルージュ(Bruges)に泊まった時の話です。
私たちは自炊をすることが多いので よく、アパートメントタイプのホテルやキッチン付きの宿に泊まっています。
今回もベルギーのブルージュでキッチン付きの宿に泊まりました。
その宿は、3階建ての家で1階はおそらくオーナーの車庫で、私たちは2~3階に泊まりました。
こういう、一軒家タイプの宿では事前にオーナーの方に到着時間を伝えて、宿の前で集合という形が多いです。
この時もそうだと思っていたのですが…
私たちはタクシーで宿付近に着きました。
着いたら、オーナーがいるかなと思っていたのですが、いませんでした。
とりあえず、宿の前に行こうと思いましたが裏路地の住宅街だったので正確な場所が分からずにいたら、こっちをじーっと見ている地元のおじいさんがいました。
こちらを見ていたので父が住所を聞くと、ここだよ と教えてくれました。
場所は分かったもののオーナーが一向に来ません…
宿の玄関は鍵ではなく、暗証番号で開くタイプなので暗証番号さえ分かれば入れるのですが…
オーナーの電話番号は分かっているので電話をかけたいところなのですが当時、私たちは携帯電話を持っていませんでした。
先ほど、住所を教えてくれたおじいさんも携帯を持ってなさそうだったので宿の前で10分ほど待っていましたが、やはりオーナーが来る気配がありません。
どうしよう…と思っていたら、近くの家の住人の方が車で帰ってきました!
チャンスだ!と思い、母が急いで話しかけに行きました。(車庫に入っていってたので急ぎました)
事情を話し、携帯電話を貸してくれました。
そして、無事にオーナーとつながり、宿の玄関の暗証番号をゲットしました。(結局、その日オーナーは来ませんでしたが、後日宿泊代の受け取りに来ました。)
これで、宿に入れるので一安心しました。
すると、携帯電話を貸してくれた方が「紙とペンをかして」と言うので渡したら、「また、何か困ったことがあったら電話していいですよ」となんと!電話番号を教えてくれました!
さっき電話を貸してくださいと言ってきただけの見知らぬ旅行者にまさか電話番号を教えてくれるなんて!
本当に親切な方で私たちは驚きました。
そして、その携帯電話を貸してくれた方とおじいさんのおかげで無事、宿に入ることができ、ブルージュの滞在を楽しむことができました。
↑私がブルージュで撮影した写真です。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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