今回の話は、太陽の凄さについてです…
私たちはシンガポール~オーストラリアのブリスベンまでという、長距離のクルーズに乗りました。
そのクルーズの最終寄港地!!パプアニューギニアのConflict Islandsでその出来事は起こりました。(ほかの寄港地もすごく楽しかったのですが、特に今回の話と関係ないのでスルーします。)
そのConflict Islandsという諸島の今回上陸した島は確か、会社?船会社?が持っている島。(記憶があいまいで定かじゃありません)
なので、人が住んでいません。
クルーズ客用のカフェやシュノーケルなどを貸してくれるような店しかありません。
つまり、泳ぐに限る!!島なのです。
しかも、海がめちゃくちゃキレイで透明度がすごかったです!↓
写真ではあまり分からないかもしれませんが、肉眼では本当に綺麗でした。
そして、この透明度であんなことになるとは…
小さな島なので着岸ではなく、テンダーボートで11時ぐらいに上陸しました。
泳ぐ場所を決め、いざ、海の中に足をつけると!!
水に入っているとは思えないぐらい、きれいに足が見えるのです!!
何度も言いますが、本当に透明度が凄かったです。
ちなみに、私たちの格好は上半身は長袖のラッシュガードを着ていましたが、下半身は膝か、太ももぐらいまでしかない半ズボンタイプの水着を着ていました…
話を戻しまして。
泳ぐのはもちろん、途中、砂浜で寝転んだり、遠浅なので沖まで歩いて行ったりなどして、おおよそ4時間遊びました!
後半、今まで晴れていたのに急にスコールが来ました。
まだ、ラストテンダー(最終のテンダーボート)までは少し時間はありましたが、「もう、4時間も遊んだしそろそろ帰ろうか。」と、ゆっくりテンダーボートの乗り場まで歩いて行っていました。
しかし、その途中、私の脚に謎の違和感が…
脚の表面が熱かったのです。
「ちょっと日焼けしちゃったかな~」ぐらいにしか、私も家族も思っていませんでした。その時は…
そして、テンダーボートに乗って、船へ帰りました。
部屋に帰って、シャワーを浴びて、脚を見るとビックリ!!みんな、脚が真っ赤!!!
超のつくほど日焼けをしていたのです!!
顔も少し赤いですが、脚は本当に真っ赤。
なぜかというと、私たちは普段の観光では必ず長ズボンを履いています。しかし、水着は半ズボン。しかも、海の水の透明度が凄すぎて、水の中に入っていても焼けたのです!
母以外の3人(私と姉と父)は、脚どころか顔にすら日焼け止めを塗っていなかったので赤い…(母は顔には日焼け止めを塗っていました)
その日は赤さと表面の熱さだけでした。まだこの時は…
翌日、私たちは日焼けでここまでなるとは!!と、思うのであった…
翌朝起きて、ベッドのへりに座ると…
「ん?い、いった~~~~~~!!!」、脚に激痛が!!!
しかも、4人とも全員!!
ちょっと表現しにくいですが、脚に何かが溜まっていくような感じがして、脚がぎゅ~っとなって破裂しそうな感じでめちゃくちゃ痛いんです!(実際には破裂しませんよ(笑))
その時はなぜ痛いのか訳が分かりませんでしたが、後で冷静になって考えると、おそらくその何かが血液だったと思われます。
おそらく、脚が日焼けをして腫れたか何かで血管を圧迫までは、いってないと思いますがそんな感じになり、そこに血液が流れ、激痛になったと思います。(これは私たちの推測であり、実際に脚の中でどうなっていたかは分かりません。)
なので、数十秒座っていれば痛みは引いていきます。
が、次は立った時が問題です…
普通に立ち上がることはできます、歩くこともできますが、動かず立っておくことができないのです。
どういう事かというと、立って数秒するとまた、血液と思われるものが溜まるような感覚がして、痛くなってくるのです。
なので、足踏みをします。
足踏みをしとけば痛くはありませんが、エレベーターや、列に並んでいる時などに足踏みをしなければならないので、周りから見たらちょっと怖いです(笑)
しかも、中からの痛みだけではなく、もともと日焼けが原因なので皮膚がヒリヒリしていて、敏感な状態になっているので靴下のゴムの部分がパチンっとなっただけで「ギャ~~~!」っと叫びたくなるぐらい痛いです。
しかし、幸いなことに、この日そして次の日の二日間、終日クルーズだったのです!(終日クルーズとは、どこにも寄港せず丸1日海の上です。)
なので、昼間はほとんど部屋にこもりみんなで水で冷やしたタオルを脚に巻いて寝転んでいました(笑)
そして二日後…
とうとう、長かったクルーズ旅も終わり、オーストラリアのブリスベン(Brisbane)に到着しました!
しかし!!私たちの旅はまだまだ、終わらない!!!
なぜなら!!これからレンタカーを借り、ゴールドコースト(Gold Coast)へ行き、23日間滞在するのです!!
ちなみに、滞在するのは、真正面が海岸のキッチン付きホテルです。
もう、この頃には脚の痛みも大分、落ち着き、朝起きあがった時の激痛もなくなりました。
そして、痛さと同時に赤さも引いていき、焼けたところが茶色くこんがりとなったので、焼けてないところは白いので脚がきれいなツートンカラーになりました(笑)
さあ、これから日焼けの第2ラウンドに突入です!
そう、それは、皮剥けです!
急激に日焼けをすると皮が剥けたという経験がある方もいると思います。
なので、もちろん、私たちも剥けました。それはもう…
まず、皮が剥けだしたのは顔でした。
お風呂あがりに顔に違和感があったので鏡を見るとびっくり!
おでこのすごい範囲で皮がめくれてるのです!
事情を知らない人が見たら怖いので、買い物へはパーカーのフードを深くかぶり行きました。(それもある意味、怖いかもしれませんが…)
けれど、顔の皮は3日ぐらいで剥け終えたので、その後は普通に買い物行けました。
そして、顔が剥き終えたぐらいに脚の皮も剥けだしました。
焼けた面積が一番広いということもあり、剥ける量がすごい…
朝起きると、びっくり!布団にいっぱい皮がついているのです!
部屋の絨毯にも皮が…しかも、4人分…
あまりにも剥けるのでセロハンテープで絨毯や布団の皮をペタペタと回収していました。
ちなみに、皮が剥けたのは顔と脚だけではありませんでした。
なんと、頭皮も剥けたのです!
頭皮が剥けたのが個人的に一番びっくりしました。正直、「頭皮まで!?」と思いましたね(笑)
なので、皮が剥けたのは顔、脚、頭皮の3か所。
しかし、日焼けしているにもかかわらず、皮が剥けなかったところが…
それは…、手の甲です!
脚や顔と同じぐらい焼けていたはずなのになぜ、皮が剥けなかったというと、すでに焼けていたからです。
私たちは観光の時は長袖、長ズボンに帽子という完全防備で行きます。
しかし、それだと手は焼けてしまうのです。
なので、手だけは海で焼けてもなんともならなかったのです。
すでに焼けている皮膚は強い!と、いうことです。
そして、時間はかかりましたが、オーストラリアにいる間に皮はすべて剥け終えました!!!
おそらく、2週間ぐらいはかかったと。(ちょっと記憶が定かではありませんが)
長きにわたったこの物語も、もう、終わり。
かと思いきや、脚の皮はもう全部剥け終わったのに、脚のツートンカラーは継続!!
皮は剥けたはずなのに、日焼けの色はそのまま…
そして、その色がとれるまでにかかった時間…なんと!!
2年!!!!
たった、4時間の日焼けで色がとれるまで、2年もかかったのです!!!
あ、けれど、これには個人差があります。
なぜかというと、父は1年も経たないうちに色がとれたので(笑)
私は2年かかりました(笑)
今ではいい思い出ですが、あの激痛は二度と経験したくないです(笑)
太陽の力と凄さを、思い知りました。
皆さんも、日焼けにはご注意を。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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