今回はトルコです!
やっぱり、良心を捨てきれないトルコの人のちょっと面白い話です。
アンカラ(Ankara)からカッパドキア(Kapadokya)のオルタヒサル(Ortahisar)への移動の日。
道中でスーパーに寄りました。
その日の夜ご飯の食材や、ビールを買いに行きました。(オルタヒサルでは自炊なので)
しかし!!なんと、このスーパーにはビールが売っていなかったのです!
トルコでは普通にビールなどのお酒はわざわざ、酒屋さんに行かなくてもスーパーなどで簡単に手に入るのですが、このスーパーには売っていなかったのです。
なので、急遽、ビールが売っていそうなスーパー、もしくは酒屋さんを探すことになりました。
オルタヒサルまでの道中にはなく、オルタヒサルに着いてやっと酒屋さんを見つけました!
しかし、閉まっていました…
そして、どうしよう…とそのあたりをうろうろしていたら、近くにいた男性の方が「ちょっと待てて」とバイクでどこかへ行きました。
「あ、お店の人 呼んできてくれるのかな」と期待をし、待っていました。
そして、しばらく待っていると! お店の人が来ました!!
本当にあの男性の方が呼んできてくれたのなら、優しい!!
そして、お店を開けてもらい、次にいつ買えるか分からないのでビールを12本ぐらいと水4本とオレンジジュースを買いました。(まあ、水とジュースはついで ですね(笑))
全部で約260トルコリラでした!
えっと、つまり通常より高いです!!
私たちは値段を後で聞いたのですが、父は支払うときに「ん?ちょっと高いな…」と思ったらしいです。
しかし、次いつ手に入るかもわからないので「まあ、いいか」と何も言わず約260トルコリラを支払いました。
そして、お店の前で車にビールなどを詰めていると…
お店の人が出てきて、お店の前に置いていたカッパドキアの置物を「あげるよ」と4つ、私たちの車のトランクに置きました!(ちなみにそのカッパドキアの置物、売り物です)
ちなみにこれが置物↓
正直、「え、いらない。」と思いました(笑)(置物とかは飾るタイプではないので)
なので、「いや、いいです」と断ったのですが「いや、あげる!あげる!」とすごくあげたそう…
「え、どうする…」と話して「えっと、1つでいいです」と1つだけ貰うことに。
「え、1つでいいの…」となぜか、不満そうでしたが、そのお店を後にしました。
そして、お店を後にして、父が「もしかして、ぼったくられたかもしれない。」と言い出しました。
「えっ!?」と、値段を知らなかった他3人はビックリ。
やっぱり、ビールと水とジュースで260トルコリラは高すぎるのです!
ここからは、私たちの予想なのですが、あのお店の人は高いと言われるかもしれないけど、ちょっと吹っかけてみようと、値段を高く出してきたんだと思います。
しかし、父が何も言わず、260トルコリラを支払ったので多分、あの人の良心が痛み、置物をプレゼントしてくれようとしたんだと思います(笑)
「ちょっと、ぼったくって悪いな~そうだ、この置物 プレゼントしよう!」と思ったのかもしれません(笑)
トルコの人は本当にすっごく人が良いので、ぼったくってなくてもそういうことをしそうですが、多分、この時はぼったくられました(笑)
なんか、あげようと必死でしたから(笑)
あと、4人をだましたので置物も4つくれようとしたんだと思います。
なので、3つ返して不満そうだったんだと(笑)
私たちは観光客なのでそのままでもよさそうですが、それだとあの人の良心がゆるなさかったのかもしれません(笑)(まあ、観光客だから置物を喜ぶかと思ったのかもしれませんが(笑))
ぼったくったものの、それでも良心を捨てきれないところはトルコの人だな~~と思いました。
そして、カッパドキアから移動の時、別の町のスーパーに行くと、同じビールが安く売ってありました(笑)
「やっぱりあの時は、ぼられたんだね」とみんなで話しました(笑)
ちなみに、トルコの人たちは本当に素敵で良い人ばかりです。
が、中にはこんな感じで ぼったくるけどプレゼントをくれる、せこいけれど、どこか憎めない根はやさしいトルコの人 もいます(笑)
↑私がカッパドキアで撮影した写真です。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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