今回は私たちがロシア、モスクワ(Moscow)に行った時のエピソードをまとめてご紹介します。
実は、モスクワに行く約3か月前にサンクトペテルブルグ(St. Petersburg)に行ったのですが(その時はクルーズで寄りました)今回はモスクワの時のエピソードだけ書きます。
まず、所要日数が5泊6日で、泊まったのはモスクワ郊外のキッチン付きホテルです。
実は、ロシアは最初、行く予定はありませんでした。
しかし、なぜ行くことになったかと言うと…
なんと!! ただの乗り継ぎです(笑)
実は最初、イギリス方面に行く旅を計画していて飛行機を色々と、どの路線が良いか探していました。
すると、Aeroflot(ロシアの航空会社)のモスクワ経由のロンドンが一番時間がよく、安かったのです。
なので、モスクワ経由で行くことが決まったのですが、ロンドンまで無理につなぎでとらなくても、料金が安かったので「じゃあ、モスクワ観光してから行こうか」とモスクワに行くことが決定しました。
では、ここからモスクワでのエピソードを書いていきます。
端には並ぶな
まずは、入国審査でのエピソードから。(本当に初っ端からのエピソードですが(笑))
多くの国の入国審査では大体、ロープなどで列が作られていると思いますが、モスクワの空港は お客さんが並んで列ができた という感じでした。
そして、なんとなく端に並びました。
しかし!端を選んでしまったがゆえに入国に約1時間かかってしまったのです!!
なぜかというと、パイロットやCAさん達に横取りされるからです!
なんと、端のレーンはパイロットやCAさん達も使うレーンだったので、お客さんが並んでても飛行機が着くたびに横取りされるのです!
「せこっっ!!」と思って反論しましたがダメで、結局1時間ぐらいかかりました。
なので、ロシアに入国する際は端のレーンは選ばない方が良いです(笑) 横取りされます(笑)(これはモスクワでの話なのでロシアのほかの空港は分かりませんが)
ホテル
冒頭でも書きましたが私たちはモスクワ郊外のキッチン付きホテルに泊まりました。
そこは、普通のホテルでキッチン付きの部屋がある といった感じ。
そして、チェックインをしてキッチンの棚を開けてみると、ビックリ!
一切、キッチン用品が無いのです!
お皿とかはありましたが鍋類が一切、無い!!
キッチン付きなので安心しきっていましたが、まさか、キッチン用品が無いなんて…
「え、一切無いじゃん…どうする…」とみんなでなっていたら、キッチンの壁に何か書いていました。
「なになに?」と読むと。
「キッチン用品が必要な方は受付に言ってください、お貸しします。」と書いていました!!
良かった!! これで一安心です。
意外と、キッチン用品を最初っから用意していない宿もあるのでその場合は何かキッチンに書いているかもしれませんし、書いてなくても受付に聞いてみるのも良いと思います。
そして、この宿はモスクワの郊外にあるので、地下鉄の駅まで送ってくれる無料のシャトルバスがありました。
いつも、重宝させていただいておりました。
夏の赤の広場
ここからやっと、観光の話です(笑)
モスクワ観光といえばやはり、赤の広場(Red Square)が上位にくると思います。
なので、私たちも観光1日目から早速、赤の広場に行きました。
しかし!なんと!
赤の広場、で催しをしていたのです!
モスクワには夏に行きました。(冬はやっぱり、寒そうなのでね…)
なので、夏のお祭り?というか、催しをしていました。
なので、広場全部が見れないし、歩けないのです!
赤の広場って広いですしその、ずどーんっとした感じを見たかったのですが、広場感があまりなく、半分ぐらい催し関連で埋め尽くされていました。
けれど逆に、その催しが見れたりしたので、楽しかったです。
ただ、赤の広場すべてを見たい人は夏は避けた方が良いかもしれません(笑)
早いもの
ロシアの人はすっごく丁寧です。
やはり、資本主義ではないからか、特にお店の方とかがゆっくり、丁寧です。
スーパーのレジの方や、地下鉄の受付の方など本来パパッパっとされそうなところでも、ゆっくりと丁寧です。
しかし、そんなロシアで私がほかの国よりも「はやっ!」と思ったものが2つあります。
1つ目は地下鉄です。
電車のスピードが速いのではなく、前の電車が行ってから次の電車が来るのがめちゃくちゃ早い!!
自分たちがホーム到着すると同時に乗りたかった電車が出発してしまうとします。
ほかの国だと、次が来るまで早くても5分ぐらいはかかると思います。
しかし、ロシアは「あ~、電車行っちゃた。」となってからものの1分ぐらいで次が来ます!!!
行っちゃた となっていてもすぐ来るので「えっ!もう来た!!?」ってなります。
へたしたら、1分もなかったかもしれません。
路線によっても違うかもしれませんが、中心部あたりが早いような気がしました。
しかし、意外にも駆け込み乗車が案外あります(笑)
観光客からしたら「すぐ、次が来るのに…」と思いますが、地元の人からすればこの早さが普通なんだと思います。
こっちからしたらめちゃくちゃ早いな と思いますが(笑)
2つ目は、アイスクリームです!
これはロシア、モスクワのすべてのアイスクリームが早いのではなく、ある所のアイスクリームが早いのです。
それが、グム百貨店(GUM)のアイスクリームです!
グム百貨店とは赤の広場に面している有名な百貨店で、その中にアイスクリーム屋さんがあります。
どれぐらい早いかというと、まず、好きなフレーバーを選びます、お金を支払います、はいっとアイスクリームを渡されます、終了です!(笑)
しかも、これを一人の定員さんでしてますからね!
普通だったらアイスクリームをつぐ人とレジの人、最低二人はいないとすごく遅くなってします。
しかし、グム百貨店のアイスクリーム屋さんは一人でこの早さ!!
なぜかといいますと、実は! 定員さんの横にすでに出来上がったアイスクリームがあるのです!!
普通はコーンとアイスクリームが別になっているので、アイスクリームをつぐ作業がいります。
しかし、グム百貨店のアイスクリームはすでにコーンとアイスクリームがドッキング済み!!
なので、定員さんにつぐといった作業はなく、横の冷凍庫からトングでつかんでお客さんに渡して、おわり!
なので、この早さ!!!!(あと、強制的にコーンです(笑) カップという選択肢はありません(笑))
あまりにも早いので、父と母が買いに並んで私と姉は近くで待っていて、父が支払いしている間に母に、はいっはいっはいっとアイスクリームが渡されるので定員さんから母、母から姉、姉から私と、バケツリレーのようにしました(笑)
ちなみにこちらがグム百貨店のアイスクリームです↓
そして、このグム百貨店のアイスクリーム、美味しいです!!(ちなみにこの写真のはチョコ味)
ちなみに、バニラアイスをチョコでコーティングしたタイプのアイスクリームもあります↓
あと、このアイスクリーム屋さん、グム百貨店が運営?しているので百貨店内に何店舗かあります。
あの技法(笑)だと、スペースもとらないので店舗と言っても受付みたいな感じです。(ちょっと、説明が難しいですが)
なので、この店の中では作れないのでどこかで作られたアイスクリームが運ばれてきているのを目撃したこともあります。
グム百貨店の中をうろちょろしていたら目撃することができるかもしれません(笑)
キレイ
ロシアの方はキレイ好きです。本当に!
先ほども書いたように、とても丁寧なので花壇とかをすっごくキレイにしています。
写真です↓
あと、地下鉄のホームの床なんかもピッカピカです。
あとはなんといっても道路!!
道路、道がめちゃくちゃキレイです!!
ゴミなどはあまり無く、汚れなんかもあまりありません!
なぜかというと、これをしているから↓
高圧洗浄機車(勝手に命名(笑))で掃除しているから!
この強力な水圧で、汚れをそぎ落としているのです!
スペインなどでよく見る、ブラシがついた小さな車で道を掃除している事もありますが、こういった強力タイプもいます。
あと、私たちが滞在中、ボリショイ・モスクヴォレツキー橋(Bolshoy Moskvoretsky Bridge)の道路が通行止めになったことがあるんです。(ボリショイ・モスクヴォレツキー橋はクレムリン(Kremlin)周辺が一番きれいに見える橋です)
「あれ?なんで今日、通行止めなんだろう?まあ、歩きやすいし、いっか。」と観光していると、クレムリンの逆サイドからあの高圧洗浄機車が4台も来ました!!
そして、見事な連携プレーで道路をキレイにしていきます!!!
どういう連携プレーかというと、まず、1台目が進行方向左側に水を噴射します↓
続いて、2台目が右側手前に噴射します↓
そして、3台目が右側奥に噴射します↓
最後、4台目が歩道に噴射します↓(なぜか4台目だけ車のタイプが違いますが…)
そして、クレムリン側で折り返して、元来た方へ帰っていきました。
これにより、橋の道路と歩道はキレイになりました!(元々、汚れた雰囲気もありませんでしたが(笑))
こんなに強力なもので掃除しているし、第一、ロシアで「汚っ!」と思うことがなかったので本当にキレイ好きなんだなと思いました。
素敵な人々
最後は、ロシアの方が素敵な人々というお話!
実はロシアに行く前は本当に申し訳ないのですが、ロシアの人は冷たそうというイメージでした。
けれどそれは間違っていました!
ロシアの方々、とっても素敵な人!!
真面目で優しくてとっても素敵な方々です。
けれど、ちょっとシャイです(笑)
地下鉄のホームに見回りをしている駅員さん達がいるんです。(全ホームではありませんが)
大体3人組、たまーに4人組で見回りをしています。
特徴的ですし、ホームに行くたびにいるので「ちょっと、一緒に写真撮りたいね」ということになり、その駅員さん達に「写真、一緒にいいですか?」と聞くと、ちょっと顔が赤くなってちょっと恥ずかしそうに「ダメ」と言われてしまいました(笑)
シャイです(笑) 可愛いらしいです(笑)
しかし、1度ダメと言われたぐらいでは諦めません!(笑)
再度、別の駅員さん達に頼んでみましたが、結局ダメでした(笑)
なので、まあ、あの方達がシャイだったから断ったのではなく、規則的にダメなんだとは思いますが、ロシアはシャイな方が多いなという印象を受けました。(この駅員さん達だけでなく、他にもシャイな人を見たので)
あと、私たちが泊まっているホテルが地下鉄の駅まで送ってくれる無料のシャトルバスがあると書きましたが、そのシャトルバスでも素敵な方と出会いました。
いつもの地下鉄の駅付近で18時15分のバスを待っていました。
しかし、いつも時間ピッタリに来るのに15分が過ぎても来ません。
すると、雨が降り始めました。
その時、私たちはカッパも傘も持っていなかったので「ありゃ~~」と思っていたら同じく、シャトルバスを待っていた女性の方が「一緒に入る?」と私と姉を傘に入れてくれました!
3人も入るとぎゅうぎゅうになるのに、入れてくれました!
しかし、どんどん雨が激しくなり最終的に豪雨に!!
これはやばい!と近くのお店のへりで雨宿りさせてもらいました。
結局、シャトルバスは18時45分に来て、無事ホテルに帰れました。(実は、絶対30分毎にシャトルバスが来ると思っていたのですが、18時台だけ運転手さんの休みがあって17時45分の次が18時45分だったのです。ちゃんとシャトルバスの紙に書いていたのに私たちが見落としていたのです…)
その傘に入れてくれた方はサンクトペテルブルグの方で、仕事でモスクワに来ていたらしいです。
雨には濡れましたが、優しい方に出会いました。
そのほかにも、父がトラムをビデオで撮っていたら減速してくれるトラムの運転手さんや、あじさいみたいな花を手入れしている方がその花をこちらにくれようとしたなど、いっぱい素敵な方に出会いました。
ロシア、モスクワ 5泊6日だけでしたど、すっごく楽しく満喫できました。
以上、ロシア、モスクワでのエピソードでした。
↑私が撮影したモスクワの写真です。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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