トルコの記事を書くにあたってチャイは不可欠な存在なので今回、軽くチャイの説明をします。
トルコで’’チャイ’’(Çay)は普通に’’お茶’’という意味なのでインドのチャイのようにスパイスなどは入っていません。(ちなみに私はインドのチャイ飲んだことありませんが(笑))
しかし、トルコでの’’チャイ’’は他の国での’’お茶’’とも異なるのです!
私が思った、トルコのチャイの特徴を5つご紹介します。
(私たちが行ったことの無い国ではトルコのチャイに似ているお茶もあるかもしれません。)
① 見た目
1つ目は 見た目 です。
写真を見てもらった方が早いと思います↓(アイキャッチ画像と一緒ですが(笑))
こちらがトルコの’’チャイ’’。
くびれのある少し小さめのグラスで、ティースプーンと角砂糖2つが付いています。(この写真は自分たちに沸かしたチャイなので角砂糖が1つ)
これが、トルコのチャイのスタンダードフォルム。(すみません、変な言葉で(笑))
ですが、グラスによってくびれ具合が違ったり、柄が入ってたりします。
➁ 飲み方
2つ目は 飲み方 です。
飲み方の手順としては、チャイが熱いうちに角砂糖を入れて、スプーンで混ぜて、完成!
と、シンプルですが、’’角砂糖を2つ入れる’’ここがあまり他のお茶にはないかなと思います。
普通にチャイを頼むと角砂糖が2つ付いてきます。
絶対、角砂糖2つ入れる前提で出てきます。(笑)
しかし、とっても美味しいんです!
チャイはかなり濃いめで苦いのですが、角砂糖を入れることで甘くて苦くなります。
「甘っ!、苦っ!」となって、美味しいです。(ちょっと、表現しにくいですが…)
なので、味も普通のお茶や紅茶とも違う感じになっています。
③ 茶葉
こちらが、スーパーのお茶コーナー(チャイだらけです(笑))↓
普通のお茶との違い、3つ目は 茶葉 です。
味は紅茶に近いのでおそらく、紅茶ですが、細かく刻まれているのです。
粉でもなく、葉っぱ一枚丸々でもなく、細かく刻まれているのです。
なので、ティーバッグとかはあまりなく、茶葉がいっぱい入った袋タイプが多いです。
こんな感じ↓
④ どこでも飲める
4つ目は どこでも飲める です。
これは’’私たちが’’というより’’地元の人が’’なんですけど。
主に、お店をしている人はチャイが飲みたくてもお店を離れることができないのでチャイ屋さんに頼んでお店までチャイを持ってきてもらうというシステム(?)です。
詳しく説明しますと(半分ぐらい予想ですが(笑))バザールなどのお店が多いところにチャイ屋さんがあると思います。
そして、そのチャイ屋さんの方がお盆を持って(これがちょっと特殊なお盆です)うろちょろしています。
そして、その方にチャイを頼むと持ってきてくれます。
そして、飲み終わって空のグラスを分かりやすい所に置いておくと回収してくれます。
チャイを持っていくのと、グラスの回収でチャイ屋さんは結構、うろちょろしています。
あまり、他の国で見ないので面白いなと思いました。
お金の支払いとかがどうなっているのかは分かりませんが…
あと、意外な所にもチャイ屋さんはいます。
それは、ガラタ橋。↓
イスタンブールの金角湾にかかる橋で、連日多くの釣り人で賑わっています。
釣り人が買うので、チャイ屋さんがいます。(冬は結構寒いので暖かいチャイが飲めるのはうれしいですね。)
しかし、街中のチャイ屋さんと違って自分で買いに行くタイプです。
あと、チャイ屋さんといってもお店があるわけではなく、テーブルを置いているだけ。
あと、グラスではなく紙コップなので、角砂糖は勝手に入れられます(笑)
ちなみに、私たちはガラタ橋のチャイは飲んだことありません(笑)
⑤ おもてなし
最後は おもてなし です。
本当にトルコでは、チャイに誘われることが多い!!
ホントに多い!
急に誘られることもあったりします(笑)
チャイはトルコの人にとって’’おもてなし’’の一つなんだと思います。(つまり、おもてなしの心=優しさが凄い!)
その’’おもてなし’’が優しくて、面白くて、楽しくて、美味しいです。
皆さんも、トルコに行った際にはチャイに誘われるかもしれません(笑)
この記事で、チャイの魅力とトルコの人達の優しさが伝われば良いです。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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