今回は、ポルトガルの絶品スイーツのお話です。
(車でフランス、スペイン、ポルトガルを周った時の話です)
今回の話の主役は…!
Pastel de Nata(パステル・デ・ナタ)!!!
愛称、ナタ!!(愛称というか、略しみたいなものですね)
ポルトガルに行ったことある人ならナタの存在を知っていると思いますが、もう、めちゃくちゃ美味しいんです!
パイの部分はパリパリで、クリームは卵の黄身が濃いめのトロトロカスタード。
本当に美味しいです。
そして、こちらがナタ↓
実は、マカオにはこのナタが元祖のエッグタルトというスイーツがあります。
昔、ポルトガル領だったマカオでナタが改良されてエッグタルトになった… という感じですね。(分かりやすく言えば、長崎のカステラみたいな感じ)
そして今は、マカオや香港などのアジアで売られているスイーツとなりました。
私たちはポルトガルに行く前にマカオや香港などに行ったのでナタを食べる前にエッグタルトを先に食べました。
エッグタルトも美味しいのですが、タルトというだけあって、下の部分がナタと違ってタルト生地。
そして、上のクリームはカスタード!!!という感じで甘め。
(お店によってもちろん味は違うと思いますが)私はエッグタルトはそんなに好きではなかったんです。
なので、ポルトガルに行った時も「エッグタルトか~、いいかな…」と食べないつもりでいました。
しかし、家族が買ったということもあり、せっかくなので食べてみました。
すると!
私 「うっっまっ!!」
めちゃくちゃ美味しかったのです!!
今まで食べてきたスイーツの中でも上位!!!
もう、それから私含め、家族でナタにハマり、ポルトガル中ずっーとナタ食べてました(笑)
ということでナタに関するエピソードを4つ、書かせていただきます。
ナタを求めて…
1つ目のエピソードはオビドス(Obidos)での話です。
まず、オビドスの写真をどうぞ↓
オビドスは城壁に囲まれた、比較的小さな村です。
そして、私たちがオビドスに到着したのは夕方の4時ごろでした。
この日泊まる宿はキッチン付きなので夜ごはんの食材は事前に買っていました。
夜ごはんの食材は買っていたので良かったものの、ナタは買っていなかったのです!
もう、ナタの虜になってしまった私たち(笑)は「夜ごはんの食後にナタを食べたい!」という一心でメインストリートに繰り出しました…!(宿のチェックインは済ませてますよ(笑))
しかし、メインストリートもさほどは長くありません。
しかも、もう夕方なのでナタを置いているお店が閉まるのではないかという緊張感の中(笑) もう、ないのではとあきらめかけていると…!
道でナタを食べているカップルを発見!!!
これはまたとないチャンスだと思い、父が急いで「それ!!どこで買ったんですか!!」と、聞くと…!
「そこです。」
と、目の前にお店がありました(笑)
あんなに急いで聞いたのにすぐそこでした(笑)
ということで、無事、ナタにたどり着けました(笑)
(ちなみに、そのカップルの方、「これ美味しいよ」とそのお店のおすすめ商品まで教えてくれました。優しい方々でした。)
8個欲しいんですけど…
2つ目のエピソードはリスボン(Lisbon)での話です。
まず皆さんにこちらをご覧ください↓
これは、ナタがきれいに6個入るナタ専用の箱です。(この箱は、”THE WORLD NEEDS NATA”というお店の物です。’’世界にはナタが必要’’という店名です(笑)それぐらいナタは美味しいということですね(笑))
どのお店にもあるとは限りませんが、ナタのクリームの部分とクリームの部分が合わさるようになっており、潰れにくく、持ち帰ることができる箱です。
6個以下でも入れる事は出来ますが、6個以上は入りません。
そして、話をリスボンに戻しまして。
リスボンでは、美味しいパティスリー屋さんを見つけたので滞在中はよく、そのお店に行っていました。
そして、ナタを8個買いました。(一人、2個ですね(笑))
8個だとあの箱には入らないので、普通の長方形の箱にキレイに入れてくれました。
そして、次の日。
また、そのパティスリー屋さんに行きました。
前の日の定員さんとは違う人でしたが、また、ナタを8個買いました。
すると、その定員さんがあの箱を持って。
定員さん「この箱、6個しか入らないので、6個にしませんか」
私たち「え?」
5個買いますと言って、この箱6個入りなので6個買いませんかと言うならまだ分かります。
しかし、8個買いますと言って、この箱6個入りなので6個買いませんかと言うのはお店側として言っていいのか(笑)
多分、その方は真面目な方だったと思います。なので、キレイに6個入れたかったんだと(笑)
しかし、私たちも8個食べたいので、ここは譲りませんでした(笑)
結局、ちょっと不満そうでしたが、別の箱に8個入れてくれました(笑)
スられた ナタ
3つ目のエピソードもリスボン、ベレン(Belém)での話です。
まず、最初に少し説明します。
ヨーロッパは…
スリが多いです!!(笑)
今まで、北米や中米、南米、アジア、東南アジア、中東そして、ヨーロッパなどに行きましたが、一番スリが多かったのはヨーロッパ。(たまたま、だったのかもしれませんが)
ヨーロッパがよく、街歩きをしたということもあって、一番、スリを見かけました。
なので、ポルトガルにもいました。スリ。(スリとの面白いエピソードもあるのでいつか書きたいです…)
話を戻しまして、私たちはリスボンの中心部に泊まっていたのでベレンまでは電車で行きました。
そして、ベレンに着いて、発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)を見て、次にベレンの塔に向かっている途中、後ろからスリが…
「あ、来たね」と、みんなで(笑)
バレバレですし、ついてられるのめんどくさいので、撒きました(笑)
そして、ベレンの塔(Torre de Belém)などを見て(ベレンの塔↓)
お昼ごはん兼おやつにナタを買いに行くことにしました。
私と母がナタを買いに行き、父と姉はもう一度、発見のモニュメントを見に行きました。
そして、ナタ屋さんに行ったのですが、すごい人!
お店の中はぎゅうぎゅう!!
定員さんも多かったのですが、とても忙しそうでした。
そして、ナタを5個 頼みました。
ナタを買えたので、父と姉と合流しました。
すると、父と姉が「また、スリがいたよ」と。
なんと、数十分前にあったスリにまた会ったと!
私たちを1回狙ったことに気づかず、父と姉をまた狙ってきたらしいです!(笑)(途中で1回会ってることに気づいて、諦めていったらしいですが)
そんな話をしていて、「じゃあ、そろそろ食べようか」とナタの箱を開けると!
なんと!
3個しか入っていない…
「え、…」と、なって、父と姉が「間違って3個しか頼んでないんじゃない?」と言ったのでレシートを確認しましたがちゃんと5個…
おそらく、忙しすぎて入れ忘れたか、別のお客さんのと混じってしまった可能性があります。
「ナタがスられてるじゃん…(笑)」とみんなで3個を分けて食べました(笑)
ナタのようでナタでないナタ
最後、4つ目のエピソードは舞台をスペインに移します!
冒頭でも言いましたが、ナタはとっても美味しいです。
が、実はポルトガル国外にはほとんど流通していません!(ヨーロッパ内でもほとんど見ません!)
エッグタルトはありますが、ポルトガルのナタ というものは、ほとんど出回っていません。
なので、ポルトガルを出るときは「もう、ナタには会えないか…」という気持ちでした(笑)
しかし!!
なんと、スペインのマドリード(Madrid)でナタを発見!
「おぉ!!」と思い、買いました。
しかし!食べてみると…
「ん?これは…、ナタのようでナタでないナタだ」と思いました(笑)
つまり、ナタを味わえるのはやはり、ポルトガルだけだということです。
そんな、ナタにドハマりした私たち。
なんと、ポルトガル滞在中に4人で食べたナタの個数は…!!!(サイズは小さめですが、朝食でもナタを置いているホテルがあったのでそんなのもいれると…!!!)
130個!!!!!!!
本当にめちゃくちゃ食べました!!(笑)
そんな、130個も食べちゃうくらい美味しいナタ、皆さんもポルトガルへ行き、機会があれば ぜひ!
この記事を読んでいただき、ありがとうございました!
関連記事
コメント